5月3日(水)【大般若祈祷法会】開催

行事

 コロナウイルス下の影響もあり、ここ数年休止していました上記【大般若祈祷法会】(だいはんにゃきとうほうえ)を本年は、【春彼岸会】に続き開催することとなりました。
 当山で転読(てんどく)される大般若経は、十九世瑞龍大雲が1700年代に新添(しんてん)されたもので、爾来現卅七世まで修復を重ねながら保存され、20巻づつを木箱に揃え、更にその5箱(計100巻)づつを大木箱で蓋する形式で大木箱が計6箱、即ち仏教の中で教えの核心を示すとも云われる般若部経典、いわゆる「空」(くう)を説かれた経典600巻を、随喜(ずいき)された和尚様方と共に全巻転読し、その功徳を巡らしめ、各家の家内安全や日本の国泰民安を祈する行事でもあります。
 正安寺では「法堂(はっとう)」とは別に「仏殿(ぶつでん)」を在し、ご本尊である釈迦三尊とともに大変珍しい陶製五百羅漢像が祀られ、それら多くの仏様方に囲まれながら、身近に転読の微風と祈祷太鼓の大音聲(だいおんじょう)を感じながら、ご参加いただけます。
 当山の檀信徒皆様方には、この後往復ハガキにてご案内が届きますので、ご参加される場合のみ返信をお願いいたします。  正安寺の檀信徒(だんしんと)となる入檀(にゅうだん)の手続きは、【公式】ホームページの無料ログイン登録画面上から、メール等でも承っております。
 ログイン登録会員(無料)の方々も少しずつ増え、毎年恒例の【拝観見学会】も厳かながらも、賑やかな会になってまいりました。
 是非多くの方々のご参加を、お待ちしております。
大般若経100巻が納められた大木箱。
大木箱を外すと、20巻づつ納まる木箱が5つ重なる。
転読される大般若経、当然1巻1巻内容は異なる。