令和8年3月20日(金) 「開山忌並春彼岸会先祖法要」開催

行事

 正安寺では本年も、毎年の恒規行事でもある「開山忌並春彼岸会先祖法要」が、開催され無事にお勤め円成することが出来ました。
 ご参加いただきました檀信徒皆様方、ご支援ご助力いただきました組寺の御住職様方、また役員や関係各ご方面の方々、誠にありがとうございました。
 寺院での行事には、歴史や謂れの有るものが多く、準備を含め年間行事としてお勤め開催するまでには、一朝一夕にて出来るものではなく結果、時勢の中で内容、または行事そのものを現代風に置き換えたり、廃止したりを検討することも重要なのですが、日本的精神文化の集大成ともいえる、仏教的心情と歴史や伝統を重んじる風土の中では、論じることさえままならないという、環境の寺院も多いようです。
 当正安寺では、歴史的伝統行事を継承すべき精神を重んじながらも、檀信徒皆様方の利便性の向上や、寺院本体の維持管理、継続性も考慮して、俯瞰的に多くの視点から最も有効と思われる決断を、常に模索する意識で運営致しております。
 寺院といえども年間、700ヶ寺が廃寺となる現況下、維持継続の中心を担うべき住職には、更に思い決断が益々のしかかると予想されます。各寺院様方の中からも、愈々独自の活動や体制の見直し、事務手続きや記録等の精査、変更に挑まれる方々が目に見えて増えてまいりました。
 コロナウィルス蔓延のニュース以降、故人のお見送りの方法等も劇的な変化をもよおし、多くの寺院がその運営基盤の見直しに迫られてもおります。
 偶々、当正安寺は統計的な予測等を基とした、住職の先行的視検と実行力により、先んじて整備や改革を進めていたので、未だ運営状況が逼迫してはおりませんが、それでも社会情勢については仔細に見聞検討を重ねた結果、速やかな転換的決断を迫られる場面も必要とされるかもしれません。
 皆様方には、日本文化の一翼を担ってきた寺院と仏教の精神性の伝統継承と、次世代の日本国を担うべき方々の、自尊心有る精神的基盤作りの辨道(教育)を喫緊の課題として、それらの諸問題に試行錯誤しながらも挑み続ける正安寺の運営に、ご理解とご支援、御協力を賜りたく、宜しくお願い申し上げます。
         
         
御開山様、各家ご先祖にご焼香される皆様