◆【喪主家必見】(御葬儀をお勤めされる場合の次第順序について)

重要なお知らせ

 どのご家庭におかれましても、悲しいことではございますがご不幸(ご親族のご逝去)は、必ず訪れます。
 その際に突然の出来事でもあるため、冷静な判断や当然の準備に頭が働かない、等ということもあるようです。
 正安寺では選定業者の「お寺でおみおくり」により、随時「事前相談会」を設け、厳かでありながらも出費の抑制も出来る【寺院での葬儀式】の様子や敷物等の見本、棺や祭壇を設置した形式までご覧いただき、いざという場合の心の準備の一助になる催しも行っております。
 勿論一般の葬祭センターやご自宅での葬儀式、また諸事情により御通夜内にて全ての儀式を総括しお勤めされる「通夜葬」等もお勤め出来ます。まず故人がご逝去された場合の次第をご説明いたします。
【葬儀式のながれ】
①故人のご逝去
②菩提寺(正安寺に連絡)
③葬儀社に連絡(お寺でおみおくり)
④ご遺体の搬送
⑤菩提寺へお告げ(打ち合わせ)
⑥枕経・御通夜等
⑦火葬場
⑧葬儀式(含49日法要)
⑨御納骨
⑩大練忌(49日+本位牌開眼)
⑪新盆法要
 ご親族のご逝去に際してはまず、②菩提寺である正安寺にご連絡いただきます。その際にご自宅、一般葬祭場、寺院葬等、喪主家のご意向をお伺いするとともに、⑤お告(つ)げ、即ち正安寺での次回打ち合わせの日時を決定いたします。
 また②にて【寺院葬】をご希望された場合には、そのまま③「お寺でおみおくり」(0120-016-598)にご連絡いただき、故人の搬送を手配することとなります。御通夜から正安寺にて寺院葬をお勤めの場合には、当然搬送先は正安寺となります。
 ③葬儀社に連絡されると、以後故人の搬送を含めた儀式の全てをお任せするのが一般的でもあり、であるからこそ、事前に信頼できる葬儀関係者を比較検討されることをお勧め致しております。
 ⑤お告(つ)げとは、指定された日時に菩提寺(正安寺)に趣き、葬儀式全般に関わる打ち合わせをすることを称します。正安寺では毎年送付の「正安寺便り」の如くお檀家様方の記録を網羅しており、喪主家が到着される際には既に、故人の御戒名や葬儀式の形式、伴僧の人数等に合わせて各種「見積り書」が用意され、各ご家庭毎に考慮されたお布施の総額を提示、それぞれの中から家庭事情や喪主家のご希望にそってお選びいただくこととなります。
 また内容が決しますと、正安寺からは冊子「法事と供養」、「お見舞」、「各種標語掲示物」とともに「寺送り目録書」と称される儀式内法要を含むお布施の内訳書をお渡し致します。世帯主が変更となる場合には今後のご意向も伺い、「檀信徒證明登録證」の名義変更も行います。
 ⑦⑧につきましては、諸事情により順序の変更されることもございます。それらは概ね火葬場の日時への対応によるものが多く、各葬祭業者がスムーズな進行手配を指示して下さるでしょう。
 ⑨近年まで風習により葬儀式当日に、故人を御納骨する場合が主であった当地域も、喪主家の思いや各事情等から葬儀式後も暫時、お家でご遺骨をお祀りされる方が増えてまいりました。よって葬儀式内にて、四十九日並びに納骨経も合わせてお勤めさせていただき、後日各ご家庭の事情に合わせて友引以外の日に、御納骨をお任せいたしております。勿論御納骨の際に住職の立会をご希望の場合には、重ねて「ご法事」としてお申し込みもいただけます。各家で御納骨される際には、正安寺【公式】サイトからYouTubeにお進みいただき、関係する動画をご覧いただくことで、スムーズな進行が可能となるでしょう。
 ⑩前述の通り当地域では、四十九日の御納骨、またその際の和尚様の立会い等の風習は色濃くありませんが、葬儀式にてお祀りされた白木の「仮(かり)位牌」を黒塗りの「本位牌」にされることは、四十九日前後が目安とされております。これらの作法やお勤めの仕方、お申し込みにつきましては、⑪と合わせて、葬儀式後に登録されたご住所に届く正安寺からの封書内に、故人の回忌表、忌日表、葬儀式了納證とともに御戒名のご説明ならびに今後の式次第「ご説明書」として同封されておりますのでご覧下さい。
 また理解し難い場合には、気兼ねなくお電話やメール等にてご相談下さい。
 
正安寺法堂(はっとう)での葬儀式。
正安寺「瑞光蔵」の間を使用した葬儀式。
正安寺「瑞雲斉」の間を使用した葬儀式。