【㈱萩原】正安寺正門階段 現在修復中

正安寺が推奨の各業種

 正安寺では現在、正門前の正面階段を修復工事中です。
 ㈱萩原は佐久のみならず、県内または県外においても稀少となった佐久石を、現在でも施工できる業者として有名です。県内では北野建設(株)でさえ、その質や量を揃える能力には目を見張ります。
 とはいえ、現在は施主方の要望に応じて単価や見栄えも考慮しつつ、より良い出来映えを目指して、外国産の石も取りそろえ、佐久石と並行して収まるべきところに設える如くに、様々な手法の石組みや石張りができ、特に佐久石単体に関しては、まずこちらに相談しなければはじまらない、とまで言われる業者です。
 以前は現山門の位置に合わせ、L字型に踊場を設けた作りでしたが、近年少しずつ正安寺周辺の方々にもご協力いただきながら、景観の美化にも配慮し、山門周りの杉を7本伐採、道路脇前農地解放地を境内地に買い戻し、から松林を伐採する等して、国道のバイパスからも、伽藍が良く見えるようになりました。
 そこで更に景観に一貫性を保った美しさも加味すべく、正面階段の修復を決意致しました。
 建立時にも佐久石の大石にて組み上げられた㈱萩原様に施工をお願いし、現在凡そ6~7割方の工事を進行中です。
 コンクリート剥き出しの基礎を石張り、総受処内の下駄箱前に木曽桧による上がり框の増工、伽藍内118枚の襖絵の完成、今回の正門前正面階段の修復工事と、毎年お参りにご来山される方々からも、「お参りする度に綺麗になっていきますね」と、お声をいただくことも多くなりました。
 今後も檀信徒各家や世の中、また正安寺自身の状況を判断しつつ、檀信徒の安心に寄与できる寺院、他の寺院と比較検討をされた上で選ばれる寺院を目指した運営を実践していきます。    
           
           
(株)萩原の副社長と杉の根