6月25日『正安寺拝観見学会』の様子

行事

 本年も昨年に続き、『正安寺拝観見学会』を無事勤めることが出来ました。
 数年来のコロナウィルス等の影響もあり、参加者の人数は決して多くはなかったものの、本年のゲストのお話や、平常非公開の正安寺什物の展示等を間近に見学された方々には、終始和やかながらも充実した一時を、過ごして頂いた様子でした。
 昨年は新添された「118枚の襖絵」を主とした『拝観見学会』でしたが、本年は毎年整備され、愈々厳かさを増した寺院での法要、その他行事等を実施する際の、動線や利便性を含めた正安寺全体の佇まいを体感していただきました。
 展示された什物「掛軸」類については、山主住職より「極め」や「箱書き」、「極めつけ」の語源も含め、雪舟から横山大観や菱田春草、奥村土牛に至る、それぞれの時代の政治や世相を背景に話されました。
 更に寺院の変遷等にも触れ、今後の統計による寺院の存続予測や、現実実際の内情も含めたお話しも、忌憚なく窺えました。
 また本年のゲストとしてお招きした元舞の海関、現舞の海秀平大相撲解説者のお話は機知に富み、ユーモアを交えながらも日本国の原状や、自身で研究調査された大相撲の歴史から見分される時々の社会情勢や、日本国内に住む人々の人情の機微や変遷まで捉えた、幅広い知識と実直な研鑽を伺うことができる内容でした。