数年前の台風災害により、当正安寺も道路をはじめ駐車場や伽藍の一部、そして山側の土手や池も被害をこうむりました。
　幸いにして、檀信徒皆様方にもご理解ご協力いただいた平成二十五年竣工、二十八年落慶の改修事業にて、堂宇の基礎嵩上げも含んでいたおかげで、床下浸水することもなく、伽藍の被害は最小で済ますことができました。
　あらためてご協力いただきました方々に、感謝申し上げます。
　ただしその際、コンクリート基礎の凡そ半分まで水位が上昇し、池のある裏庭は凡そ一週間ほど水没状態となり、その間に池には山からの大量の土砂が流れ込み、堆積しておりました。
　本年中にお斉席より眺める裏庭も回復したいと考え準備をすすめ、ようやく原状回復ができましたので、ご報告もうしあげます。
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